Internet Explorer 7

用語の解説

Internet Explorer 7とは

(インターネットエクスプローラ セブン,IE 7,インターネットエクスプローラ 7,)
Internet Explorer 7とは、Microsoft社が提供しているWebブラウザ「Internet Exploler」の2006年最新バージョンとなるブラウザのことである。
米国Microsoftが2006年1月31日にベータ版として一般に公開された。 前バージョンであるIE 6と比べれば、Internet Explorer 7は多彩な機能が豊富に盛り込まれていることが特徴であるといえる。 タブ切り替え機能を持つタブブラウザに生まれ変わり、Webページを開くごとにウィンドウまで新たに立ち上がることもなく、快適にブラウジングができる。 RSSフィードを読み取って「お気に入り」で管理するRSSリーダー機能を搭載した。 ツールバー上部に検索ボックスを備え、MSNサーチをはじめ数種類の検索サービスに直接ジャンプすることができる。 Internet Explorer 7にはWindows XPで提供されたセキュリティ強化パック「Windows XP Service Pack 2」が最初からサポートされており、その他セキュリティ関連の機能を多く装備している。 Web閲覧の履歴の消去や、パスワードなどの重要なデータとクッキーなどを簡単に削除することができるようになり、よりセキュリティ・プライバシー面での保護性能が向上したといわれている。 またフィッシング詐欺についてMicrosoftが用意した危険なWebサイトのデータベースを照会して、フィッシング詐欺にだまされる危険にさらされた際に警告を発してくれる機能も備えている。 双方向的なアプリケーションの開発ツールとして最近非常に注目を集めているAjaxなども、Internet Explorer 7では大きくサポートされる見通しとなっている。 また、「PRINTING ADVANCES」と呼ばれる印刷関連機能では、Webページをプリントアウトする際に用紙にぴったり収まるように自動で調整することが可能となる。 これによって、印刷ミスで用紙を無駄にすることがなくなる。 加えて余白の調整、レイアウトの変更なども可能になるとされている。 Internet Explorer 7はMicrosoftが開発中のOS「Windows Vista」に搭載されることが前提として開発されており、ユーザーインターフェースも流線型をモチーフとした軽やかなものになった。 2006年1月現在の発表段階では、Internet Explorer 7は英語のみに対応している。 米MicrosoftのWebサイトにあるInternet ExplorerのWebページからダウンロードすることが可能である。

用語解説出典   powered by. Weblio

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